総コレステロール6.8は高いのか?

成人の総コレステロールの正常範囲は2.83~5.20mmol/Lで、総コレステロールが6.8mmol/Lの場合は高コレステロール血症とみなされる。 コレステロールは、胆汁酸、性ホルモン、副腎皮質刺激ホルモン、ビタミンDなどの活性物質の合成や細胞膜の構成に関わる主要な成分であり、体内の血清中の濃度は脂質代謝の指標として用いることができる。 総コレステロールは、血液中のすべてのリポ蛋白に含まれるコレステロールの総和であり、総コレステロール値の上昇は、遺伝的要因、生活習慣、病気などによって引き起こされる。 1.遺伝的要因:人体のリポ蛋白代謝に関係する酵素や受容体の遺伝子に変異が生じると、総コレステロール値が著しく上昇する。 2.生活習慣:高コレステロール、高脂肪、高カロリーの食品を長期間摂取すると、総コレステロール値が上昇する。 3.疾患:動脈硬化、糖尿病、甲状腺機能低下症、ネフローゼ症候群などでは、病的な上昇がみられることが多い。 総コレステロールが高い場合は、早めに医師に相談し、原因を突き止め、医師の指導のもと治療を標準化することが必要である。