表在腓骨神経の役割

表在腓骨神経は、主にふくらはぎの外側と背側の皮膚感覚、長腓骨筋と短腓骨筋を支配している。
表在腓骨神経は、長腓骨筋と短腓骨筋の間を走行するため、長腓骨筋と短腓骨筋を分枝して上記2筋を支配し、ふくらはぎの中央と下3分の1の接合部まで走行し、筋膜を深く貫通して皮下に達し、ふくらはぎの外側、足背、第2~5趾の裏側の皮膚に分布する。
表在性腓骨神経損傷では、腓骨長筋と腓骨短筋の麻痺が起こり、足が回らなくなり、足関節を背屈すると足が倒立した状態になる。 感覚異常は、主に下腿外側と足の甲にしびれや痛みが生じ、触ったときの感覚が著しく低下する。 表在性腓骨神経が巻き込まれると、足首や足背に放散痛を生じることが多い。