心房細動を根絶する最善の方法はどれか?

心房細動の最良の治療法は、心房細動の原因となる異所性ペーシング部位を根元から断つラジオ波焼灼術である。 ラジオ波焼灼術は、心房細動の原因となっている心筋部位にカテーテル先端の電極から電流を流すインターベンショナルな治療法である。 心筋に接触すると、電気エネルギーが熱に変換され、異所性ペーシング心筋が壊死して自動的にペーシングできなくなり、洞結節が先制ペーシングポイントを再占領することによって洞調律が回復する。 しかし、すべての心房細動にラジオ波アブレーションが適応となるわけではない。 心房細動に対するラジオ波焼灼術の適応:(1) 明らかな臨床症状を伴う発作性心房細動で、1種類以上の抗不整脈薬が無効なもの。 (ii) 器質的心疾患を伴わない持続性心房細動で、明らかな臨床症状があり、心房内径が55mm以下で、1種類以上の抗不整脈薬の使用が無効なもの。 (iii) 無症状であるが、心房細動に関連すると思われる脳卒中がある。 心房細動に対するラジオ波焼灼術の禁忌:①左房内に血栓が認められる場合 ②最近の大手術、消化管出血などの出血リスクがある場合。 重篤な全身性感染症、慢性消耗性疾患、臓器不全がある場合。 心房細動のある患者は循環器専門医に相談し、患者の状態を評価し、それに応じた治療を受けるべきである。