鎖骨の結核が局所膿瘍を起こすことがあるのは、結核が発作を起こすと、局所の骨や軟部組織に浸潤して壊死を起こし、局所に壊死性病変が形成されると、ここに膿が出現するからである。 結核性膿瘍は骨結核の合併症としてよくみられるもので、結核菌の感染によって局所に形成される膿瘍で、発赤や熱感がないことから「寒冷性膿瘍」や「冷性膿瘍」とも呼ばれます。 鎖骨に結核性膿瘍ができた場合、積極的に医師と協力して治療を行う必要がありますが、重症の膿瘍の場合はドレナージや外科的治療、つまり病巣を切除してドレナージを残す方法があります。 その上で、医師の指導のもと、イソニアジド、リファンピシン、ピラジナミドなどの抗結核薬を服用します。