甲状腺リンパ節郭清とは、一般的に甲状腺悪性疾患による術後再発を予防するために、甲状腺をリンパ節郭清として外科的に切除することを指します。 甲状腺リンパ節郭清が必要となるのは、通常、甲状腺がんの患者さんです。 甲状腺がんは、甲状腺近くの頸部にリンパ節転移を起こすことがあります。 甲状腺がんの診断が確定したら、甲状腺の外科的切除を検討する必要がありますが、病変のある甲状腺組織を取り除くだけでなく、頸部のリンパ節郭清も必要で、これにより腫瘍組織がリンパ節に残るのを効果的に防ぎ、術後の再発を防ぐことができます。 また、甲状腺手術と末梢リンパ節郭清を受けた患者さんは、術後にヨード131治療を受ける必要があり、術後に体内のサイロキシンの分泌が不十分またはない場合は、補充療法としてレボチロキシン錠の服用も必要となります。