半夏天麻白朮湯の効果

沢瀉白朮天麻湯は、風痰上擾(風痰邪が頭部に侵入すること)によるめまいや頭痛の主な治療薬である。 肝風(肝の風邪が体内で働く)、痰上擾(痰邪が頭部に上向きに侵入する)の内部運動の証拠である。 半夏白朮天麻湯は去痰薬で、半夏、大黄、天麻、茯苓、炙甘草、生姜、棗からなり、主作用は痰解風(痰の邪を解し、風の邪を鎮める)、脾を強め湿を去る(脾を補い湿を去る)。 当帰四逆加呉茱萸生姜湯の主な効能は痰を解し風を鎮め、脾を強めて湿を除く(脾を補い湿を除く)。 脾湿が痰を生じ、痰湿が鬱結して肝風となり、その結果、風痰上亢(風痰邪が頭を乱す)によるめまいや頭痛の治療に用いることができる。 また、胸膈鬱結(胸や横隔膜の膨満感)、痰気滞結(痰や気が体内に停滞すること)による吐き気や嘔吐、昇仙障害などにも用いる。 白色脂舌苔、滑脈を伴うことが多い。 注意:陰虚亢進(陰液の不足と陽気の亢進)や気血両虚の場合は用いない。 中医学の鑑別は複雑であるため,自己判断ではなく,専門の中医学者の指導のもとに薬物治療を行うべきである。