中等度異所性食道過形成の患者が薬物療法を受けている間、薬物療法が病気の進行を悪化させることはないが、薬物療法では腫瘍の成長をコントロールできない可能性がある。 中等度異所性過形成は良性病変であり、食道粘膜腺の異型過形成によって形成される前癌病変である。 活動性過形成の患者さんの中には、非常に短期間で癌が発生する場合もあるので、診断が確定したら、癌の発生率を下げるために適切な治療を間に合わせる必要がある。 中等度食道異形成症患者の中には、過活動性過形成を示すものがあり、薬物療法のみでは治療効果が乏しく、治療経過中に病勢が進行する可能性が高いので、適時、低侵襲で過形成病変の外科的切除を行う必要がある。