クレアチニンの上昇は、生理的なものと病的なものに分けられ、生理的なものは激しい運動や大量の肉食などでみられ、関連因子を取り除けばおおむね正常に戻ります。 病的な場合は、急性腎障害、慢性腎臓病などがあります。急性腎障害は治る場合もありますが、慢性腎臓病は治りにくいです。
1.生理的:血中クレアチニン値は男性で約53~106μmol/L、女性で約44~97μmol/Lで、激しい運動や大量の肉食の後に上昇することがあり、通常は安静にして食事をコントロールすると正常に戻ります。
2.病理学的:急性腎障害、慢性腎臓病などでみられる。 急性腎不全は腎前性、腎性、腎後性の3種類に分けられ、腎前性は有効循環血液量不足など、腎後性は結石などで、水分補給や結石破砕術などで治る場合もあります。 慢性腎臓病は、腎機能の進行を遅らせたり、腎機能の悪化を防ぐことが治療の主な目的ですが、治りにくい病気です。
血中クレアチニンの上昇が見られたら、早めに病院へ行き、専門医の指導のもと、原因をはっきりさせ、適時に治療を受ける必要があります。