夏に足汗をかきやすい場合は、陰虚火(体内の陰精が不足し、火が過剰)、湿熱などを考え、診断と治療のタイプに応じて、養陰養火(陰精を養い、火を下げる)、清熱利湿などの治療薬の効能を選びます。 1.養陰降火:陰虚火旺の場合、夏に足汗をかきやすく、五心熱(手足の心臓が熱くなり、心臓や胸が勝手に熱くなる(イライラしてすっきりしない))、寝汗(寝ると異常に汗をかくが、起きると汗が止まっている)、口やのどの乾燥などの症状を伴うことが多い。 陰を養い火を下げる作用のある薬、例えば当帰六黄湯や紫白地黄丸などで調整できる。 2.清熱解湿:夏場の足汗が湿熱によるもので、口中苦味、舌が黄色く脂っぽい、頭や体が重い(頭や手足が重苦しい)、少食、腹部膨満感などを伴うことが多い場合は、四妙薬などの清熱解湿の効能を持つ薬で調整できる。 上記の処方は、中医学の専門家による診断の後に使用する必要があり、自己治療による副作用や健康への影響を避ける必要がある。