百合地黄湯と甘麦大棗湯は、共に清熱滋陰の作用があり、心肺を調え、精神と中間を鎮める。 百合地黄湯と甘麦大棗湯はともに『金匱要略』に収載されているもので、百合地黄湯は百合と生地黄からなり、陰を養い、熱を去り、心肺を調える作用があり、甘麦大棗湯は麦、大棗、甘草からなり、中気を調和させ、衝動を和らげる(脾胃を整えて痛みを和らげる)作用があり、心を養い、精神を安定させる作用があり、この2つの生薬の組み合わせは、熱を去り、陰を養い、心肺を調え、精神を安定させ、中気を調和させる作用がある。 百合地黄湯は、心肺の陰虚により心肺に内熱があり、恍惚、寡黙、横になりたいのに横になれない、歩きたいのに歩けないなどの症状がある百合病の治療に用いられます。更年期症候群、結核、自律神経失調症、神経症など、心肺の陰虚、内熱のある場合の改善に、診療所ではよく用いられます。 甘麦大棗湯は、主に精神恍惚、しばしば不随意に悲しくて泣きたくなる、不穏睡眠、頻発する言語障害などの汚れた焦燥感(動揺して憂鬱になる、悲しくて訳もなく泣きたくなる)の治療に用いられます。臨床的には、心陰の失調と肝気の不調和による更年期症候群、小児の夜泣き、神経衰弱などに用いられます。 白河地黄湯と甘麦大棗湯は副作用がはっきりしないので、併用する場合は医師の指導が必要である。