橈骨遠位端骨折後に手を上に向けることができないのは、下尺骨-橈骨関節のズレ、関節の硬直、拘縮、骨折の合併症などが原因と考えられます。 1.下尺骨-橈骨関節の脱臼:橈骨遠位端骨折により、橈骨遠位端の回旋関節である下尺骨-橈骨関節が脱臼し、回旋制限が生じ、手を上に向けることができなくなることがあります。 2.関節の硬直と拘縮:骨折後に機能訓練を行わなかった場合、重度の関節の硬直、関節の拘縮、組織の腫脹が起こり、手や手のひらを上に向けることができなくなることがあります。 3.骨折合併症:橈骨遠位端骨折後、尺骨-橈骨関節不安定症、尺骨-橈骨関節分離症など様々な合併症が見られることがあり、尺骨-橈骨関節の構造異常や手のひらが回らない、回旋できないという症状を引き起こすことがあります。 橈骨遠位端骨折で手のひらが上がらなくなった後、原因をはっきりさせるために、時間内に病院に行って検査し、対応する治療措置を取ることをお勧めします。