糖鎖抗原測定とは、血液中の糖鎖抗原濃度を測定することであり、病気の診断や治療効果の判定に役立つ。
正常細胞は少量の糖鎖抗原を分泌するが、ある種の病気になると、異常増殖した細胞から多くの糖鎖抗原が分泌され、血液中の糖鎖抗原が増加する。
例えば、乳がんではグリコアンチゲン153の上昇、卵巣がんではグリコアンチゲン125の上昇、消化器系腫瘍ではグリコアンチゲン199の上昇がしばしば見られる。
グリコアンチゲンの変化傾向を検出することで、治療効果を評価することもでき、減少が続けば、治療が有効であることを示唆するので、治療を継続する必要がある。