リポ蛋白質a1000は危険か?

リポ蛋白a1000mg/Lは正常基準範囲より有意に高く、動脈硬化や心血管・脳血管疾患の発症リスクが高いことを示唆しており、早急な診断・治療が望まれる。
リポ蛋白(a) [LP(a)]の構造は低比重リポ蛋白コレステロール(LDL)と類似しており、多量のコレステロールを輸送し、動脈硬化斑の形成を促進する作用がある。 同時に、LP(a)はフィブリン分解を阻害し、血栓症を促進する。 したがって、LP(a)は動脈硬化と血栓症の独立した危険因子である。
LP(a)の正常基準範囲は0〜300mg/Lであるため、血清LP(a)値が1000mg/Lとなると正常基準範囲をはるかに超え、動脈硬化、冠動脈性心疾患、脳卒中などの心血管・脳血管疾患のリスクが著しく高まっていることが示唆される。 さらに、LP(a)の上昇は、糖尿病、血液透析、手術後や外傷後、腎臓病、炎症のある人にも見られる。
したがって、LP(a)が正常な基準範囲より高いことがわかったら、すぐに通常の医療機関を受診し、必要に応じて血液ルーチン検査、血中脂質検査、肝機能検査、腎機能検査、血糖値検査などを改善し、病気の原因を突き止め、病状を遅らせることのないよう、早期に治療する必要がある。