大腸の機能と役割は、主に糞便の形成、貯蔵、排泄、分泌、体内環境の安定維持などである。
1.糞便の形成・貯蔵・排泄:大腸は小腸から食物残渣を受け取り、余分な水分や電解質、アンモニアや胆汁酸などの物質を吸収して糞便を形成し、蠕動運動によって大腸の末端まで通過させ、肛門から体外に排泄する。
2.分泌機能:大腸は大腸液を分泌することができ、その中でカップ状の細胞から分泌されるムチンは、粘膜の保護と便の潤滑の機能を持ち、便を下りやすくすると同時に、腸壁を保護して機械的な損傷を避ける。
3.体内環境の安定維持:大腸には多数の細菌が存在し、細菌は様々な酵素を産生することができ、糖、脂肪、タンパク質、セルロースなどの物質を分解させ、体内環境の相対的な安定を維持することができる。