アナル7時、11時とは?

肛門7点、肛門11点は、通常肛門病変の位置を指し、患者は通常切り詰めた姿勢、すなわち仰向けに寝て足を上げ、肛門を完全に露出させた姿勢をとる。 肛門や肛門周囲の直腸粘膜の病変では、臨床的には一般に肛門を中心として、時計の針になぞらえ、肛門疾患の病巣の位置を最初に決定する。 一般に肛門7点、肛門11点は、時計の針で7時、11時、すなわち肛門の左下(7時)、肛門の左上(11時)の方向を指す。 肛門下部は肛門に力がかかりやすく、肛門膿瘍や肛門瘻ができやすいため、肛門の左下7時方向は肛門周囲膿瘍や肛門瘻の好発部位である。 また、肛門の左上側、つまり肛門の11時の方向は、痔核や裂肛の最も多い部位である。