当帰散は肝を浚い気を整える(肝気の滞りを整える)効能があり、主に肝気滞(肝の気血の運行不良、感情や情緒の落ち込み)による難聴や耳鳴りの治療に用いられます。
中医学では、難聴や耳鳴りは腎精の不足、潤いの喪失など多くの原因によって起こると考えるが、脾虚痰滞、肝気滞、清竅濁気などによっても起こると考える。
通気散は清代の王清仁の『医道の改誤』に収載されたもので、柴胡、香附、川芎を用い、開竅し、血行を盛んにし、気を動かし、気を開くことにより、中気を充足させ、気を円滑にして開竅に至らせ、最終的に治療効果を得るものである。
この処方の使用は医師の診断のもとで行うことを勧め、副作用を防ぐために単独で使用しないこと。