腹膜透析と血液透析はどちらがよいですか?

腹膜透析と血液透析にはそれぞれ長所と短所があり、どちらが優れているということはありません。
腹膜透析は、水分や代謝性老廃物を除去する点では血液透析に劣りますが、循環器系への影響は少なくなります。 残存腎機能が良好で、ある程度の水分や代謝性老廃物の除去が可能であれば、腹膜透析を併用することで、特に代謝性老廃物があまり出ない小体重の女性でも、良好なQOLを保つことができます。
また、血液透析のために病院に行くのが不便な遠隔地の患者は、腹膜透析を選択することもできます。
血液透析の方が代謝性老廃物や水分を除去する能力が高く、週3回4時間の間欠的な透析を行うため、体内の水分や代謝性老廃物の含有量が大きく変動し、循環器系に一定の影響を及ぼすため、体重が多く代謝性老廃物の産生が多い患者さん、特にすでに無尿状態の患者さんに適しています。
腎不全の患者は時間に余裕を持って病院に行き、専門の医師の指導の下、適切な透析方法を選択する必要があります。