心拍数が115回程度になると危険である。
通常、心拍数は1分間に60~100回である。 運動、感情的興奮、労作などの場合、心拍数が115回/分まで増加し、動悸、胸部圧迫感などの症状が出ることがあるが、安静にすることで緩和され、心拍が正常範囲に戻り、危険な状態になりにくい。
心拍数が115回/分の状態が長く続くと、心臓の収縮・拡張時間が短くなるため、心筋が常に過負荷状態になり、心筋への血液供給が低下するため、長期的には心筋障害を起こし、狭心症を誘発する。
冠状動脈性心臓病などの器質的な心臓病がある場合、心筋の血液供給そのものが悪い状態が長く続くと、過負荷や虚血症状によって心筋細胞が死滅、すなわち心筋梗塞を起こし、治療が間に合わなければ死に至ることもある。
心拍数が115回/分という状態が長期間続き、不快な症状がある場合は、早めに病院の循環器科を受診し、治療を受けることをお勧めする。