気胸の抜管後の発汗は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、結核など特定の肺疾患に続発する気胸と考える必要があり、他の疾患による発汗とも区別する必要がある。 1.慢性閉塞性肺疾患(COPD):COPDは肺膿胞を合併することがあり、気胸になりやすい。 COPDは虚弱体質であったり、2型呼吸不全などの合併症を伴うことが多く、過度の発汗が現れることがある。 2.結核:結核は肺の特殊な感染症の一種であり、胸膜に隣接していると気胸になることもあり、この疾患による気胸も発汗現象を伴うことがある。 3.その他の理由:気胸の抜管後、患者は完治し、気胸自体には発汗などの後遺症は残らない。 4.上記の肺の基礎疾患に加えて、甲状腺機能亢進症、心不全などの他の合併疾患の有無を評価する必要があり、上記の疾患によっても患者が発汗しやすくなることがある。 結論として、気胸の抜管後の発汗は、他の疾患の有無を評価し、それに応じた治療を行う必要がある。