心膜摩擦感の触知方法

心膜摩擦は健康診断の触診で発見することができる。 心膜摩擦とは、心臓の拍動時に心膜の汚れ層と壁層が摩擦して発生する振動のことで、胸壁を通して体表に伝わり、摩擦として感じられる。 心膜に炎症性変化が生じると、フィブリンが滲出し、表面が粗くなることから、急性心筋炎では心膜からフィブリンが滲出し、表面が粗くなることが示唆される。 検査には、患者の胸部を露出させ、胸骨左端の第3肋間と第4肋間の間に小梨状筋を置き(大動脈弁の第2聴診ゾーン)、患者に吸気、呼気、吸気止め、呼気を行わせ、無呼吸、前傾姿勢の呼気終末でより顕著になり、紙と擦れる感覚がある。 心膜摩擦感が心窩部で触れることができれば、「早期発見、早期診断、早期治療」によって、病気の悪影響を軽減するために、時間内に治療を受けることが必要である。