内リンパ減圧術は耳鏡で行えますか?

内リンパ嚢減圧術は、現時点では耳鏡検査では行えない。
内リンパ嚢減圧術は、1年以上保存的治療を受けており、めまいの発作がまだ頻繁にあり、患耳の聴力が機能している膜性迷路嚢液貯留患者に適応となる。 現在でも、従来の耳マイクロサージェリー器具を用いて、6~10出力の手術用顕微鏡を用いて行うのが主な選択肢である。
内リンパ嚢は、後頭蓋窩の下半分にある2層の硬膜の間に位置している。 横から見ると、内リンパ嚢は前方に顔面神経の垂直分節、後方にS状静脈洞、前方に後三半規管、下方に頸静脈球に接している。 この部位の手術では、直視下での精密な骨削りやプロービング、同定などの細かい作業が必要となる。
内リンパ嚢の解剖学的領域の範囲に到達する耳鏡は、耳介内経路で見る必要がある。 しかし、現段階では、外科手術の安全性と標準化を確保するための、正確で一定の基準マークは確立されていない。
内リンパ嚢減圧術が必要な場合は、現段階でも顕微鏡手術が推奨され、主治医の外科医から具体的な要件を得ることができる。