甲状腺微小乳頭癌の外科的治療の適応について

  現在.以下のハイリスク要因(甲状腺微小乳頭癌の外科的治療の適応)のいずれかを満たす微小乳頭癌患者さんには.手術が推奨されています:①思春期または小児期に頸部への放射線照射歴あり ②甲状腺がんの家族歴あり ③頸部リンパ節転移.あるいは遠隔転移が確立または強く疑われる ④腺外浸潤(反回喉頭神経.気管.食道等への浸潤等) ⑤頸部リンパ節転移がある ⑦甲状腺微小乳頭の外科的治療の適応は.④Ⅴ.Ⅰ. 高リスクの病理学的亜型(超細胞性.柱状.びまん性硬化.固形・島状.好酸性).(6)穿刺標本でBRAF変異陽性.(7)短期間で進行性のがん拡大(6カ月以内に3ミリ以上)。  相対的適応は.①直径6mm以上のがん病巣.②多巣性がん.特に両側性がん.③精神的負担が大きく手術を要する患者.④TSH値が正常値を超えて持続している患者.など。