黒っぽい緑色のゆるい便の何が問題なのか?

黒緑色の緩い便は、生理的な要因である場合と、消化不良、腸内細菌叢のアンバランス、腸内感染などの特定の疾患の臨床症状である場合がある。
1.生理的要因:正常な人は、濃い緑色の野菜や血液製剤を食べた後、特別な治療をしなくても、一過性に黒緑色の緩い便が出ることがある。
2.病理学的要因
(1)消化不良:消化不良があると、腸内の食物残渣と腸内のアルカリ性物質が中和する時間が短く、糞便の性状が酸性となり、糞便中のビリルビンが酸性の環境でビリルビンに酸化されるため、排出される糞便は黒緑色で形が悪くなる。
(2)腸内細菌叢のアンバランス:腸内細菌叢のアンバランスにより緑膿菌が腸内で過剰に増殖し、緑色の蛍光色素を産生するため、便がゆるくなったり、便が緑色になったりする。
(3)腸管感染症:腸管内に感染症があると、細菌やウイルスの刺激を受けて腸管に炎症反応が起こり、腸管内に分泌された粘液が滲み出て、黒緑色の便がゆるくなる現象が現れます。
黒緑色の緩い便が出る原因は他にもたくさんありますので、病状を長引かせないためにも、専門の医師の指導のもと、適時に医師の診察を受け、原因をはっきりさせ、医師の治療指示を守ることをお勧めします。