心を養い、心を静める(心を養うことで心を落ち着かせる)漢方薬は他にもあり、一般的なものには、竜眼肉、ヒノキの種核、酸棗仁などがある。 竜眼肉は風味が甘く、性質が温かく、心脾の経絡に属し、養心、養脾、養血、鎮静(血を養うことで精神を安定させ、感情を鎮める)の作用があり、心脾両虚(心や脾の臓器が弱っている)による動悸、不眠、物忘れに効果がある。 杉の実の仁は味が甘く、性質は扁平で、心・腎・大腸の経絡に属し、心を養い精神を安定させ、腸を潤して便秘を解消し、動悸(心臓の鼓動が早くなり、しばしばパニックを伴う)、不眠、腸の乾燥と便秘を治療する。 酸棗仁は味が甘酸っぱく、平性で温性があり、心・肝・胆の経絡に通じ、心を養い肝を益し、精神を安定させ発汗を抑制する作用があり、動悸(心臓の鼓動が早くなる、パニック障害)、不眠、夢過多に効果がある。 同じような症状が出た場合は、漢方医に相談し、問診、処方、標準治療、医師の処方による投薬を受けることをお勧めします。