閉塞性動脈硬化症の治療薬について

閉塞性動脈硬化症には、アスピリン、ジピリダモール、プロスタグランジンE1、アトルバスタチンなどの経口薬が処方される。 閉塞性動脈硬化症(アテローム性閉塞性疾患)とは、動脈の内膜のアテローム性動脈硬化、内膜の変性または石灰化、内腔での二次的な血栓形成のことで、最終的には血管の内腔の狭窄、あるいは閉塞に至る。 全身の複数の動脈血管に病変が生じることがあり、その原因は高脂血症、高血圧、喫煙、糖尿病などと密接に関係している。 薬物療法としては、血中脂質を低下させてプラークを安定化させる(アトルバスタチン)、凝固亢進・抗血小板凝集を改善する(アスピリン、ジピリダモール)、血管を拡張して側副血行路の確立を促進する(プロスタグランジンE1)などがあり、高気圧酸素療法を伴うこともある。 必要であれば、動脈アクセスを再確立する外科的治療も可能である。 閉塞性動脈硬化症が発生した場合は、速やかに医師の診察を受けることが推奨され、薬剤の使用は専門医の指導のもとで行う必要がある。