ミオグロビンの正常値は?

ミオグロビンの正常値は検査法によって異なる。 ミオグロビンの正常値は、血清:(3.5~22.8)ng/mL(ELISA法);(29±16.3)μg/L(RIA法)である。 ミオグロビンは、心筋および骨格筋組織に特異的な酸素含有結合蛋白であり、正常ヒト血清中にはごく微量に存在する。 心筋や骨格筋に損傷があると、血液中のミオグロビン濃度が上昇する。 ミオグロビン値は、急性心筋梗塞や骨格筋損傷の診断に有用である。 ミオグロビンの上昇は、急性心筋梗塞、急性筋損傷、筋強直性ジストロフィー、重症筋無力症、多発性筋炎、急性または慢性腎不全、重症うっ血性心不全、遷延性ショックの初期段階でみられる。 心筋梗塞の1.5時間後に上昇することがあるが、1~2d以内に正常値に戻る。 ミオグロビン値に異常がある場合は、病状を遅らせることのないよう、適時に病院を受診し、関連する検査を行い、病気の原因を明らかにし、医師の指示に従って治療を行うことをお勧めする。