心筋酵素の高値と遺伝的関連はあるか?

一般に、心筋酵素の高値と遺伝との間に関係はない。
心筋酵素とは、クレアチンキナーゼ、クレアチンキナーゼアイソ酵素、乳酸脱水素酵素、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼなど、心筋に存在する酵素の総称である。
心筋酵素の高値は、健常人が激しい運動をした後に見られるだけでなく、心筋傷害性疾患(急性心筋梗塞、ウイルス性心筋炎など)、ミオパチー(横紋筋融解症、多発性筋炎など)、肝疾患(ウイルス性肝炎、肝細胞癌など)、癌(肺癌、胃癌など)、貧血状態、白血病など、さまざまな疾患状態でも見られる。
上記の疾患以外にも、急性脳血管障害や各種手術後にも心酵素が上昇することがある。 心酵素の異常が検出された場合は、適時に医師に相談し、病気の原因を特定し、的確な治療を行う必要がある。