呼気試験とは、主に尿素呼気試験のことで、陽性の場合、主にヘリコバクター・ピロリ感染の有無を示す。 1.呼気検査は、臨床現場でピロリ菌感染を検出する一般的な方法で、13炭素と14炭素の2種類に分けられる。 患者は炭素13または炭素14で標識された尿素を摂取して息を吐き、そのガス中の標識物質の量で結果を判定する。 2.陽性であれば通常ピロリ菌感染の有無を示すが、食事などによる偽陽性を否定することはできない。 明らかにピロリ菌に感染している患者には、早急な抗ピロリ菌治療が必要である。 3.臨床的には、2種類の抗生物質(メトロニダゾール、チニダゾール、クラリスロマイシン、フラゾリドン、テトラサイクリンなど)とプロトンポンプ阻害薬(オメプラゾール、ランソプラゾール、パントプラゾール、ラベプラゾールなど)、ビスマス製剤(クエン酸ビスマスカリウムなど)の4剤併用療法が一般的である。 呼気試験陽性の患者は、偽陽性を除外した後、ピロリ菌感染に対する薬物療法について医師の指示に従うことが推奨される。