GERDでがんになることはあるのか?

胃食道逆流症(GERD)には発癌のリスクがあるが、その詳細については個人差がある。 GERDは、逆流防止バリアの機能異常により、胃や十二指腸の内容物が食道に逆流する疾患群である。 逆流が食道下部粘膜を繰り返し刺激し続けると、食道下部の正常粘膜組織に腸上皮過形成に似た病変であるバレット食道に至ることがある。 アジア太平洋地域のGERDの約0.06〜0.62%がバレット食道に移行し、食道腺癌に移行する傾向がある。 GERD→バレット食道→食道腺癌の確率はある程度あるが、癌化するかどうかは個人差がある。 患者さんの心理的負担はそれほど大きくないが、GERDと診断されたら注意し、副作用を避けるために積極的に治療する必要がある。