ナツメは補中益気(脾を補うことで気虚を治す)、養血、鎮静の作用があり、薬効は中庸である。桑は養陰、補血、利水、潤燥の作用があり、枸杞は肝腎を養い、眼を冴えさせ、肺を潤すなどの作用があり、酒に浸して補中益気、鎮静、利水、潤燥の作用を促進する。
ナツメは味が甘く、性質が温で、脾胃経に属し、中気を補い、気を益し、血を養い、心を静める作用があり、薬効が緩やかで、主に中気虚証(脾胃の気が弱い)、脾胃の虚弱による疲労倦怠、食物の不足による緩便(便が細く、形が整わない)に用い、血虚黄萎、婦人の汚れた動揺(心が乱れて落ち込んで悲しく、理由もなく泣きたくなる)に用いることができる。
桑は甘・酸・寒の性質があり、心・肝・腎の経絡に属し、陰血を養い、津液の産生と乾燥を潤す効能があり、肝腎陰虚、めまい、耳鳴り、動悸、不眠症、髭や髪の早白化、体液傷害、口渇、内熱(食が多く、飲が多く、尿が多くなるなどの症状を伴う発熱)、腸の乾燥、便秘などに用いる。
大棗は味が甘、性質が平、肝・腎・肺経に属し、肝・腎を滋養し、眼を冴えさせ、肺を潤す作用があり、主に肝・腎の陰虚による眩暈、視力の減退、腰・膝の痛みや脱力感、精力減退、口渇などの病気に用いる。
また、酒は辛味と辛熱の性質を利用して、薬の冷えを和らげるために、酒を飲んだり、酒に浸したりすることができ、酒には上昇・昇温の性質があり、薬を上方に導くことができるので、薬が速やかに全身の経絡に到達し、血液の循環を高めて、風寒の影響を取り除くことができる。
棗、桑、枸杞の副作用と禁忌ははっきりしない。 専門医の診断のもとで服用することをおすすめします。