プロトロンビノーゲンの高値異常は何を示すか?

一般に異常プロトロンビンが多いということは、体内で正常な凝固因子を合成できず、凝固機能を持たない異常プロトロンビンしか合成できないことを示しており、ビタミンK欠乏症や肝疾患でみられることが多い。 異常プロトロンビンとは、肝臓で凝固因子が異常に合成されてできる物質で、ビタミンKはII、VII、IX、Xなどの凝固因子を合成するための補酵素製剤であるため、ビタミンKが欠乏すると肝臓で正常な凝固因子が合成できなくなり、異常プロトロンビンが多くなります。 また、慢性肝疾患や肝臓がんなどの肝疾患を患っている場合にも、肝臓の凝固因子合成機能が低下し、正常な凝固因子を合成できなくなり、プロトロンビノーゲンが異常に高くなる症状が現れます。 生体内でトロンボプラスチンが異常に高い場合には、医師の指導のもとで原因を明らかにし、積極的に治療する必要があります。