胎児が腸の奇形を持って生まれるとどうなるのか?

腸奇形には、先天性直腸肛門奇形、先天性巨大結腸、先天性十二指腸閉鎖・狭窄などさまざまな種類がある。 これらの奇形は出生後にさまざまな症状を呈し、そのほとんどが外科的治療を必要とする。 1.先天性直腸肛門奇形:小児外科でよくみられる腸奇形である。 臨床症状としては、胎便がない、あるいは胎便が非常に少ない、新生児が泣いたり吐いたりする、電解質異常などが起こり、重症例では腸管壊死、腸管穿孔を起こし、腹膜炎を起こして死亡することもあり、外科的治療が必要である。 2.先天性巨大結腸症:小児に多い先天性疾患である。 出生後、便秘と腹部膨満が現れ、便秘がひどくなると腸閉塞の症状が現れ、腸管感染症状を合併することが多く、外科的治療が必要となる。 3.先天性十二指腸閉鎖症および狭窄症:胎児は腹部膨満感、嘔吐、黄疸、便秘などを伴って出生する。 腸の奇形がある胎児は、出生後速やかに受診し、専門医の指導のもとで治療を受けなければならない。