卵管挙上とは、卵管撮影時に卵管の遠位端が子宮底の高さより上に出てしまうことである。 一般的に、生理的要因、病的要因(卵管炎、卵管腫瘍)があり、炎症が原因の場合、抗炎症剤を投与すると卵管周囲の癒着や隆起はある程度緩和される。 生理的要因とは、検査時の体位などに関係するもので、一般的には治療の必要はなく、身体に悪影響を及ぼすこともありません。 卵管炎、卵管癒着、卵管腫瘍などは病的な原因につながります。 病的な原因による卵管挙上症であれば、病院で婦人科の検査を受け、原因をはっきりさせることをお勧めします。 炎症であれば、抗生物質を使用することができます。 癒着が腫瘍によるものであれば、不妊治療が必要な患者さんは手術による治療が可能です。 卵管周囲の癒着だけでは原因を正確に判断することはできませんが、病歴の特徴や他の検査結果も合わせて正確に判断する必要がありますので、医師の指導のもとで原因をはっきりさせることをお勧めします。