血清シスタチンCが高いと腎不全になりやすい?

腎不全の臨床診断は血清シスタチンC値に基づいて行うことはできない。 血清シスタチンCは腎機能検査指標の一つであり、血清クレアチニン値や血中尿素窒素値に比べ、より鋭敏かつ特異的に腎の糸球体濾過機能を反映することができ、腎機能の初期障害をより鋭敏に反映することができる。 しかし、腎不全かどうかの判断は、やはり患者の糸球体濾過量によって決める必要がある。 しかし、血清シスタチンC値の上昇は、糸球体濾過機能が低下していること、すなわち腎不全を示唆するものでしかなく、この指標の上昇の程度では、腎機能障害が腎不全のレベルに達しているかどうかを直接評価することはできない。 腎不全の評価は、患者の血清クレアチニン、尿量、その他の指標と組み合わせる必要があり、血清シスタチンC値だけに頼って診断することはできない。 血清シスタチンCに異常がある患者には、通常の病院を受診し、医師の指導のもとで関連検査を行い、明確な診断と治療を行うことが推奨される。