血圧を測定する時、右腕は左腕より血圧値が高いが、これは解剖学的な始まりが違うなどの生理的な理由によるか、大動脈炎、大動脈解離、左鎖骨下動脈狭窄などの病的な要因によるものである。 1.生理的原因:普通の人が血圧計のカフ圧法のような間接血圧計で血圧を測定する場合、両上肢の血圧の間に5-10mmHgの差がありますが、これは両側の上腕動脈の解剖学的起始が異なるためと考えられ、右上腕動脈を送り出す右鎖骨下動脈は頭と腕の体幹に由来し、血液の橈骨の流れが大きいため、右腕の値が左腕の値より高くなります。 2.病的原因:多発性大動脈炎、先天性動脈奇形、大動脈梗塞、左鎖骨下動脈狭窄症などのある種の疾患は、大動脈弓の狭窄の程度が異なるため、大動脈弓の血圧分布に異常をきたし、このような疾患の上肢の血圧は不均等であることが多く、10mmHg以上になります。 上肢の両側の血圧が不均等であっても、正常範囲内であれば生理的な心配はありませんが、血圧が正常値より大きい場合は、病状を遅らせることがないように、適時に病院に行く必要があります。