ウイルス性肺炎の治療は対症療法が基本で、必要に応じて抗ウイルス療法を行う。 ウイルス性肺炎は、呼吸器上皮および肺胞上皮細胞へのウイルスの侵入によって引き起こされる肺の間質性および実質性の炎症である。 1.対症療法:ウイルスは成人の市中肺炎の一般的な病原体であり、その多くは自然治癒が可能であるため、治療は対症療法が基本となる。 例えば、発熱のある患者には物理的に冷却し、頭痛や全身痛のある患者には鎮痛のためにイブプロフェンやアセトアミノフェンを投与し、咽頭痛のある患者には水分を多めに与え、咳のある患者には咳止めを投与する。 2.抗ウイルス治療:現在、より有効な抗ウイルス薬には、オセルタミビル、リバビリン、ガンシクロビルなどがある。 ウイルス性肺炎に明らかな細菌感染を伴う場合は、速やかに感受性の高い抗生物質を使用する。 薬剤の使用は医師の指導のもとに行う。