新生児の斜視は、外傷が関係している場合と、眼外筋の異常発達や頭蓋大脳の病変が原因で起こる場合がある。 1.外傷:難産や鉗子分娩により出産時に眼外筋が失われると、斜視が生じ、眼球運動障害が生じ、新生児の眼が細められることがある。 2.眼外筋の発達異常:新生児の中には、眼外筋の長さの異常や眼外筋の付着点の偏位など、眼外筋の発達に異常があるために斜視を起こし、新生児の眼が傾くことがある。 3.頭蓋大脳の病変:例えば、脳梁の低形成、後頭蓋奇形、頭蓋底の陥凹などがあり、これらによって外眼筋を支配する神経に異常が生じ、眼球運動が障害されて新生児の眼が傾くことがある。 新生児が目を細めているのは、生理的な要因もあるが、他の原因による場合もある。症状が深刻な場合は、できるだけ早く医師に相談し、原因となっている要因を特定した上で、的を射た治療を行うべきである。