閉経前の更年期障害と閉経後の更年期障害の主な違いは、閉経前は月経障害が起こるのに対し、閉経前後の更年期障害では、気分の高揚、精神状態の悪化、血管機能障害などの症状が起こることである。 閉経前の更年期障害の症状 (1)月経異常:閉経前は卵巣機能の低下により、体内のホルモン濃度が乱れ、月経異常、月経周期の延長や短縮、月経量の減少、月経の色が薄くなるなどの異常が起こる。 閉経・更年期前後の症状 (1)気分の変動が大きい:内分泌障害や心理社会的要因により、更年期の女性はしばしば情緒不安定、焦燥感、性格の変化を経験する。 (2)精神状態の悪化:卵巣の老化と身体機能の低下により、更年期には不眠、不安、記憶障害などが起こりやすくなる。 (3)血管機能障害:体内のエストロゲン濃度の低下や自律神経系の機能障害により、発作性ののぼせやほてりなどが起こります。 閉経前と閉経後の更年期障害の症状には個人差がありますので、更年期に身体の不調を感じたら、その都度医師に相談する必要があります。