股関節の内旋と外旋の見分け方

股関節の動きには内旋と外旋がある。 内旋とは足のつま先が正中線に近く、かかとが正中線から離れている状態をいい、外旋とはその逆をいう。 患者は診断用ベッドに横たわり、両下肢をまっすぐに伸ばし、両足は近づけるがぴったりは合わせず、つま先を垂直に上に向ける。 内旋では、つま先は内側に傾き、かかとは外側に傾く。 外旋では、つま先は外側に、かかとは内側に傾く。 正常な状態では、内旋は35度、外旋は45度に達することがあり、内旋・外旋時に股関節に痛みや不快感はありません。 内旋・外旋時に股関節に痛みがある場合は、股関節液貯留、大腿骨頭虚血壊死などの股関節の骨構造的病変による場合と、臀筋、大腿筋膜張筋、梨状筋損傷などの筋性病変による場合がある。