妊娠後期のDダイマー高値は、薬物療法だけでなく、動的モニタリングが必要である。 1.動的モニタリング:Dダイマーが正常値の2~3倍と軽度であれば、ほとんどが生理的なものである。 妊娠中は血液粘度が高くなる傾向があり、妊娠高血圧症候群、血栓症予備軍、妊娠糖尿病などの妊婦はDダイマーが高くなりやすく、原疾患がある場合は積極的な治療とDダイマー高値の動的モニタリングが必要である。 2.薬物療法:Dダイマーが著明に上昇している場合は、専門医の指導のもと、アスピリンなどの抗凝固薬の服用や低分子ヘパリンの注射が必要である。 また、妊娠中は栄養のバランスを保つことが必要で、赤身の肉、牛肉、キャベツ、レタスなど良質の蛋白質と新鮮な野菜を多く摂ることが勧められる。 さらに、Dダイマー値が高い場合は危険であるため、妊婦は定期的にモニターし、必要に応じて治療する必要がある。