漢方薬を食前に服用するか食後に服用するかは、ケースバイケースで分析する必要があり、服用する薬の性質、病変の場所、個人の体質に関係する。 1.服用する薬の性状:食前か食後か、服用する薬の性状によって漢方薬を服用する。例えば、排泄薬や胃腸を刺激する薬は食後に、強壮薬や駆虫薬は空腹時に飲むなどである。 2.病変の場所:胸と横隔膜より上に病気がある人は食後に飲み、胸と横隔膜より下に病気がある人は食前に飲む。例えば、肝腎陰虚(肝と腎の陰が不足している)の人は食前に飲む。 3.個人の体質:脾胃の虚弱な人、高齢者などは食後に飲む。 一般に、食前・食後にかかわらず、服用と食事の間に1時間程度の間隔をあけることで、薬物の消化吸収や薬効に影響を与えないようにする。 具体的な服用方法については、医師の指導を受ける必要があり、体調がすぐれない場合は医師に相談することをおすすめします。