集簇性乳房石灰化は常に悪性か?

集簇性乳房石灰化は必ずしも悪性腫瘍ではなく,乳管内乳頭腫などの良性病変の可能性もある。 集簇性乳房石灰化は乳房石灰化の分布を示すものであり,良性か悪性かの可能性は形態や密度との組み合わせで判断するのが一般的である。 集簇性乳房石灰化の約30~50%は乳癌などの悪性腫瘍であり,癌細胞の壊死片や分泌物が原因と考えられるが,乳腺嚢胞,線維腫,乳管内乳頭腫などの良性病変の可能性も高く,乳腺細胞の活発な分泌やカルシウム塩の沈着が関与していると考えられる。 乳房集簇性石灰化は速やかに摘出し、病理検査を行い、悪性腫瘍であれば乳癌根治的乳房切除術を行い、病理結果に応じて化学療法、放射線療法、内分泌療法を選択する。 乳房石灰化は一般的な乳房疾患であり、適時詳細な検査と治療が必要です。