食道は切歯から頸部食道、胸部食道、食道胃接合部の3つに分けられる。 1.頸部食道:下部咽頭と胸骨ノッチ面に接続している。 前方では気管に、側方では頸部血管鞘に、後方では頸椎に接している。 内視鏡検査は切歯から15cmから20cmの範囲で行う。 2.胸部食道:胸郭の入り口から始まり、上部は気管、内大動脈弓、枝状静脈束と大静脈束に囲まれ、後方では胸椎に隣接し、内視鏡検査では切歯から約20cm~30cmの範囲にある。 3.食道胃接合部:上端は心膜に隣接する下肺静脈の高さから始まり、下方に進んで胃に達し、食道の最後の部分である食道胃接合部となる。