甲状腺機能低下症とは、甲状腺の機能が低下した状態を指し、これだけでは判断できず、臨床検査、臨床症状、血液検査などから専門医が判断する必要があります。 1.臨床検査:甲状腺機能低下症の患者さんでは、肌荒れ、髪のパサつき、顔色の悪さ、体温の低さなどがみられます。 2.臨床症状:甲状腺ホルモンの分泌が低下すると、明らかな代謝異常が起こり、主に悪寒、食欲不振、便秘、体重増加、疲労、抑うつ、反応速度の低下、徐脈などの症状が現れます。 3.血液検査:血液検査によって、遊離T3、T4値は低下し(遊離T3は2.33ng/l以下、遊離T4は8.9ng/l以下)、TSH値は上昇する(10mIU/L以上)。 TSH値がわずかに上昇(5〜10mIU/l)し、遊離T3とT4値が正常で、それ自体の臨床症状がない患者もいますが、これは潜在性甲状腺機能低下症です。 甲状腺機能低下症はそれだけでは判断できず、専門医による診断が必要です。 甲状腺機能低下症に関連する症状がある場合は、時間内に医師に相談し、臨床医の指導のもとで標準的な治療を行う必要があります。