α-フェトプロテイン陽性とは、α-フェトプロテイン検査を実施した際に、基準値以上の検査結果が得られた場合をいう。 1.α-フェトプロテインは、主に胎生期に肝細胞に貯蔵され、胎児が生まれると血液中から消失する糖タンパク質です。 肝細胞ががん化すると、このタンパク質を産生する機能が回復し、病状の悪化とともに血中のα-フェトプロテインの濃度が急激に上昇します。 2.α-フェトプロテインの正常値は20ng/ml以下であり、正常値を超える場合は、肝機能障害、肝臓がん、消化器系の悪性腫瘍、生殖器系の悪性腫瘍などが考えられます。 α-フェトプロテインが陽性の場合は、さらに定量的なα-フェトプロテインを調べて具体的な内容を明らかにし、肝臓超音波検査、CT検査などを実施して病気の原因をはっきりさせ、医師の指示に従って的を絞った治療を行う必要があります。