両側腸骨傍血管右鼠径多発リンパ節、FDG下取り込み異常高値、最大SUV22.12。

両側の腸骨血管に隣接する複数の右鼠径リンパ節でlower-FDGの取り込みが異常に増加し、最大SUVが22.12であったことから、おそらく悪性腫瘍による右鼠径リンパ節の代謝異常が示唆された。 FDGとは造影剤の一つで、フルオロデオキシグルコースのことであり、FDGを患者に注射した後、炎症や腫瘍など生体に病気が発生すると、生体のFDGの取り込みが著しく増加するため、PET-CTで撮影すると、FDGの体内分布を反映した画像を構築することができ、生体に病気が発生しているか否かを判断することが可能となる。 臨床では一般的にFDGの取り込みを反映する値としてSUV値が用いられ、SUV値が高いほど悪性腫瘍の可能性が高くなります。 右鼠径リンパ節のSUV値が22.12であれば、一般的に悪性腫瘍の可能性が示唆され、一般的に明確な診断を下すためには生検など更なる診断と治療が必要となります。