胃が丈夫で脾臓が弱い人は太りやすい?

一般的に、胃が強く脾が弱い人は太りやすいが、すべての人がそうではない。
漢方では、胃は水穀を貯蔵・醗酵させる(最初に食物を消化してすり身を形成する)役割があり、脾は水穀や水液を運搬・変質させる役割がある。
胃が丈夫で脾が弱い人は、胃の受容機能が亢進しすぎて食欲が旺盛で食べる量も多く、一方、脾の機能が弱く、食物の精や水液を全身の組織に運ぶことができず、大量の水液が体内に長く留まり、肥満の原因になりやすい。
しかし、患者さん一人一人の重症度や体調などの違いから、胃腸が丈夫で脾臓が弱い人すべてが肥満になりやすいわけではなく、個人差はありますが、食べたり飲んだりできるのに体がとても痩せている患者さんもいます。
このような現象を避けるためには、患者さんが積極的に漢方医と協力して治療にあたる必要があります。