便秘に対する最も効果的な治療法は存在せず、一般的な治療、ラクツロースやモサプリドなどの薬物療法、外科的治療など、それぞれの原因に応じて適切な治療法を選択する必要がある。
便秘の原因は機能性便秘と器質性便秘に分けられ、機能性便秘は食物摂取量の低下、食物繊維の不足、精神的ストレス、機能性消化管疾患などにみられる。 器質性便秘は、痔や大腸腫瘍などの腸や肛門の病気、また糖尿病や甲状腺機能低下症などの全身疾患でもみられる。
一般的な治療法としては、食生活の改善、多量の飲水、新鮮な果物や野菜の摂取、小麦ふすまやオーツ麦などの粗粒穀物の摂取、良好な排便習慣の確立、前向きで楽観的な心理状態の維持などが挙げられる。
薬物療法としては、ラクツロース、ケセロールなどを使用して便の排泄を促したり、モサプリドなどの消化管運動促進薬を使用したりする。 甲状腺機能低下症や糖尿病などの全身性の基礎疾患がある場合は、適切な診療科を受診し、レボチロキシンナトリウム錠やメトホルミンなどの薬物を処方することが勧められる。
大腸瘤などによる腸閉塞が原因の便秘には手術療法が適している。
患者さんは適切な時期に受診し、明確な診断を受け、医師の指示に従って治療を行ってください。