麻酔後に6時間の絶食と断水が必要な理由

麻酔後6時間の絶食・絶水の目的は、手術後の患者の麻酔による吐き気、嘔吐、気道閉塞を避けるためである。 麻酔期間中、患者は筋弛緩を起こし、食べることをコントロールすることが困難である。 6時間の絶食・絶水により、患者はすでに麻酔薬を代謝し、嚥下機能が回復しているため、窒息や咳を防ぐことができ、食べ物や水が気道に入ることによる窒息や吸入性肺炎を避けることができる。 麻酔後は胃腸機能が回復していないため、この時期の食事は吐き気や嘔吐を誘発しやすい。術後の水分補給療法は日常的に行うことができる。 腹部以外の手術であれば、術後6時間以降であれば食事が可能である。 腹部消化管手術を受けた場合は、通常、術後に肛門から排便・排便があるまで流動食は食べられない。