脳室出血は、出血量が少なければ3~4週間程度で徐々に回復しますが、出血量が多い場合は1~3ヵ月、あるいはそれ以上かかることもあります。
脳室出血とは、主に脳室内の脈絡叢血管や脳室に隣接する脳実質の血管が破裂して脳室内に血液が貯留し、その血液が脳室系に侵入することを指し、出血量は1~3ml程度です。 出血量が1~3ml程度であれば、局所出血は3~4週間で正常な脳組織に吸収されて消散し、その後運動機能や言語機能が著しく改善します。
時には脳室出血量が10ml以上に達し、周囲の脳組織がうっ血して水腫が生じ、局所に血栓が形成されることもあり、回復には1~3ヶ月、あるいはそれ以上かかり、重症の場合は外科的治療が必要になることもあります。
脳室出血が発生した場合は、医師の指導の下、積極的に頭蓋内圧を低下させ、マンニトール、脳タンパク加水分解物などの薬物による栄養脳細胞などの治療や、定期的な酸素吸入、適切な機能運動などを行い、後期の回復を促す必要があります。